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師走、人込み、忘年会シーズンに

2019年もあと少し

令和の御代に変わった2019年、
ついにあと2週間あまりとなりました。
師走、人ごみ、パーティ・シーズン突入です。せわしないながらも、活気に満ちて楽しい時節。
忘年会、クリスマス、年始の準備とやることは盛りだくさんです。
ただその一方で、仕事は年末進行の前倒し。当然からだはお疲れ気味

疲れをできるだけ引きずらないために

からだが疲れていると免疫機能が低下して、ふだんなら引かない風邪も引いてしまうことがあります。今年はインフルエンザ感染も9月下旬から報告されており、現在にいたっては昨年度比の6倍と言われていますから、疲れている方は感染予防にご留意を。睡眠、食事、マスク、手洗いを日ごろから心がけたいものです。

師走は人の流れが増え、動きも活発になるので、気づかぬうちにインフルエンザウイルスをお持ち帰りしている方も多いかもしれません。体力のある成人男女はまだしも、小児や妊婦、高齢者にうつしてしまっては大変です。

毎年流行する、しかも形を変えて登場するあたり、インフルエンザウイルスが生き残ろうとする力に恐怖を感じます。多剤耐性菌も同様で、やっつけられると変化をしてさらに強くなって、それまでの抗生剤が効かなくなっていきます。よくいたちごっこと例えられますが、病因菌を退治するために開発された治療薬の効能を上回る強い菌、耐性をもった菌が新たに生まれるという皮肉な循環を生んでいます。しかも日本はやたらと抗生剤を処方している(いた)こともあり、細菌のほうはますます打たれ強くなってしまっています。

精油はウイルスよりもさらに小さな分子で15nmほどのものもあります

◆ 精油という選択肢

一方で、
天然の化学物質の混合体である精油(エッセンシャルオイル)には、様々な抗菌活性があるというデータも多く、その効果はすでに実証済みです。
またウイルスに対しても宿主細胞への侵入能力に影響を与えて、その増殖に直接的な効果を持ち得ると考えられています。殺ウイルス合成剤のように製造が難しいわけではなく、(正しく使用すれば)副作用が強いわけでもありません。しかも精油の分子はウイルスよりも小さく、そのエンベロープ(脂質とタンパク質でできたウイルスの膜のようなもの)を阻害したり、宿主細胞への侵入能力に影響を与えることでウイルスの増殖能力に直接的な効果を発揮するのです。精油は、天然の成分分析にも出てこないくらいの量、成分そのものを含め有機成分が100以上(精油によってかなり異なります)も組み合わさった複雑な有機体。どんな働きがあるのか未解明な部分も多く残されていますが、細菌やウイルスの変性にも対抗できうる可能性を秘めており、MRSAに対する精油の効果についての研究結果も数多く出ているのです。

人間が予測できない動きをするウイルス、細菌には、
人間がまだ知らない複雑な化学成分をもつ植物、精油が医療の分野で日常的に大きな力を発揮することが期待できるかもしれません。


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