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ホリスティック・アロマケアのすすめ

~ ホリスティック、「心はからだで、からだは心」であるということ ~

ホリスティック(holistic: 全体的, 包括的)とは、心とからだを一体のものとしてとらえることです。
からだ=body、心=mind、精神=sprit がワンセットで人である、という考えで、ホリスティックという言葉自体が使われ始めたのは、医療の現場でした。
ギリシャ語のHolos「Whole (全体の)」「Health(健康)」、「Heal(癒える)「Holly(神聖な)」などを表すといわれています

統合医療の第一人者であるアンドリュー・ワイル博士※は「自然治癒力」に着目し、治癒系という概念を提唱したことでも知られています。

一般的に現代医学では「呼吸器系」、「消化器系」・・・など各器官系で治療をしていきますが、からだが修復・再生する働きはそれだけでは解明できません。

”からだにはもともと備わった「自然治癒力」があり、それを司る働きを「治癒系」と名付けたのです。”(ホリスティック医学協会「ホリスティックにめざめるとき」)


~ 深い呼吸がもたらすもの ~

博士は「治癒系」を阻害する要因として8つを上げていますが、その中にあるのが、「浅い呼吸」です。
呼吸をすることは「生きること」そのものです。
・息を吸う=酸素を血液に送り
・息を吐く=体内の二酸化炭素を排出する
という生命活動は、同時に生命の維持に非常に重要な役割を担う「自律神経」への刺激となってからだを動かしている「基盤」です。


この自律神経は「交感神経」「副交感神経」の二つで構成されています。交感神経は「闘争&逃走」の神経として、ここぞというときに力をマックスに出力できるようにする神経。恐怖が迫った時に、拍動が極端に早くなるとか、目を見開く、大きく息を吸う、など「緊急事態」時にからだが働くように機能する回路です。
一方で、副交感神経は「お休み」「くつろいだとき」などに活発になる神経系統。消化活動もこちらの神経が働きます。

緊張が続いたあとや、不安なことがあったり思い悩むことがあるときに、あなたの呼吸はどうなっているか気にしたことはありますか?
浅い呼吸、または無意識に呼吸を止めているかもしれません。

<自律神経はバランスが大切で、どちらかがずっと傾いていると不調となって現れます。>

でもそれは長くは続けられません。そんなとき、大きな「ため息」が出ませんか? 
それは心、からだを「緩めてあげる」無意識の活動なのです。
息を吐くとき、人の副交感神経が活発になります。
これ見よがしにため息をつかれると、いい気持ちはしませんが、
しかしこの息を吐く、という行為はなにより、ストレスから解放する役割をもっているのです。
とはいえ、ストレスは生きていく上ではある程度は必要なことで、副交感神経ばかりが活発でも不調は起こりますので、バランスを保つことが何よりも大切になるのです。

~ アロマができること ~

香りがあることで、深呼吸できる機会は増えます。天然の香りをうまく取り入れることで、深呼吸の機会を増やしていけるのではないかと思います。
ヒノキの森に入った時、思わず深呼吸をする感覚は、精油でも再現することができます。

香りの成分は体内にも入っていくので、実際に「アロマをかぐと落ち着く」というのは「なんとなく心地よい香りだからそういうふうに感じる」だけではなく、
複雑な精油成分が多少なりとも体内に影響を与えているのです。

PUBMEDで掲載された臨床研究論文によると
*91名の顎関節症(TMD)の疼痛でレベルに対して行った(ラベンダー精油入りアーモンド油VSアーモンド油のマッサージ)テストでは、開口量と疼痛軽減レベルにおいて最も効果が高かった https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32893748/

*96名の血液透析患者の疲労感の軽減において(対象群 VS 精油吸入群 VS マッサージ群)で効果の評価を行ったところ8週間、16週間目の疲労レベルが吸入とマッサージに顕著に低い数値となり、さらにアロマセラピーマッサージ(トリートメント)においては吸入のみより有効だった
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32463382/

精油の機能性については議論されることも多いのですが、天然の成分が複雑に混ざり合って一つの香りとして構成されている「精油」には、芳香の良さだけではない実質の成分があることは事実です。

アロマは日々、心とからだをまとめて「ちょっとだけケア」の積み重ねをしてもらえる便利な手立てです。

<アロマは「マインドフルネス」の心強いサポーター>

いつもよりも眠れた
いつもよりもなんだか気持ちが軽い
気分転換がしやすい
なんとなく和む

そんな毎日の積み重ねが、あなたの心とからだの「バランス」をとりやすくしてくれるのです。

ため息をつきたいとき、
精油を香ってみませんか? そして思いきりその場で深呼吸したり、
「ため息」をついてみてください。

深呼吸があなたの自律神経の「栄養」なのですから!


状態に合う、必要な精油を見つけてみてください。
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