持続可能にするために
Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標は、国連加盟193か国すべてが達成するべき目標――貧困、飢餓、テロ、紛争、社会格差、環境問題といった世界で起こっている問題が、今後の「地球」の将来を考えたときには早急に解決していかなければならないということで2015年の国連サミットで採択されたものです。
17個の達成目標を掲げたカラフルな丸いピンバッジを服につけた方をよく見かけますね。
企業、地域、個々が、小さな何かを少しずつ確実に実施することが、やがて大きな力となって世界を変えていく、という理念は実施の原動力です。
この理念は多岐にわたりますが、このうちのたった一つの「ゴール」を達成するのも難しい問題ばかりです。
さらに国も地域も違えば、捉え方もさまざま(ダイバーシティと言われればそうなのですが)であり、同じ方向に進んでいても歩調をそろえるのも大変です。
とはいえ、これら大きな問題は、私たちの日々の生活に密着するものばかりです。
これに気づかずに、または気づかぬフリをして日々を過ごすことは多いかもしれません。
知りながらスルーということもあるかもしれませんが、「気づかないうちに」日々、SDGをないがしろにしているのであれば、FRaUのSDG’s8月号(最新号)は良い特集です。現状の問題、ゴールに向かって私たちはどういう位置にいるのかがわかりやすくまとまっています。
規模の大きなSDG、そして「あなた自身のSDG」についても書かれています。
ちなみに表紙・裏表紙は羽生結弦さん
書店では売り切れ続出だそうです。
日々のちょっとした気づきが、今日と違う明日をつくっていく
さて、グローバルな問題は人→地域→国→国々とのつながり、リレーションの積み重ねを長い間継続的に実行していく必要があります。
ひるがえって私たち個人個人の「持続可能性」はどうでしょうか?
新型コロナ禍での変化は、もしかすると人に大きな気づきを与えてくれたのかもしれません。
自分のからだのことや身の回りの環境にも、これまで以上に真剣に向き合うようになったと思う方も多いのではないでしょうか。新型コロナ自体のこと、ワクチンのこと、どうすれば健康を保つことができるか、根本的に人とつながるということはどういうことなのかなど、これまでだったら空気のようにあったものを真剣に考える時間が増えたと言えます。
そして自分自身が気持ちもからだも健やかであることが、何をするにおいても重要になることがよくわかったこの2年。
あなたは自分自身のSDGをどう考えますか?
グローバルな問題は、個人の小さな積み重ねがやがては大きなうねりとして長い時間の中で変化・定着とつながっていくのでしょう。でも、それは私たち自身にとっても同じことです。
今日一日の変化に自分自身が気がつく――少し疲れている、いつもよりは元気が出ない、肩がこっている、、など小さな変化を糸口として自分自身を俯瞰してみると、意外に大きな問題を解決できることもあります。日々の小さなケアは自分を見つめることになり、それはやがて健康を維持する大きな「幹」になってくれるのです。
アロマはあなたの持続性を高めるツール
アロマは生活にちょっとした変化を与えてくれます。リフレッシュやリラックスなど、その場に応じた彩を与えることで、自分の中でバランスをとっていると言ってもいいでしょう。エッセンシャルオイル=精油( ”アロマオイル”は正確ではありません)は、一般的に流通して入手できるものでも100種以上あります。安全に使うことを知っていれば、完全に自分のカスタマイズができる優れものです。それぞれの植物には多様な作用があり、精油の種類自体も多いということは、気分や体調によって合わせられる精油の選択肢が多いということです。
選んだ香りによって、自分のことに気づかされるということも多々あります。
アロマを上手に取り入れて、持続可能な自分を築いていく―― 今、大きな変化がある世の中だからこそ、唯一自分のためのSDG’Sを実践してみませんか?